子どもの寝かしつけに最適な照明色とは?電球色がいい理由

子どもの睡眠

子どもの寝かしつけに最適な照明色とは?電球色がいい理由


本記事はアフィリエイト広告を含みます。 紹介している商品は、実際に私自身が使用したものです。体験談は正直にお伝えしています。


結論を先にお伝えします。 夜間に青みの強い照明(昼光色)を浴びると、子どもの「眠りのホルモン(メラトニン)」は大人の約2.7倍も抑制されることが、九州大学・北海道大学等の共同研究で明らかになっています。寝かしつけに時間がかかる原因は、「暗さ」ではなく**「光の色」**にあるかもしれません。


はじめに:「暗くしてるのに、なんで寝ないの?」

毎晩の寝かしつけ、お疲れさまです。

「そろそろ寝ようか」と部屋を暗くして、絵本を1冊読んで、さあ寝かしつけ——

なのに、なぜか子どもが目をギラギラさせて元気になっている。

「絵本読んだら興奮するのかな」「うちの子だけ?」と思ったこと、ありませんか?

実は、絵本を読んでいる間に浴びている「照明の光の色」が、子どもの脳を覚醒させている可能性があります。

暗くするだけでは足りない。必要なのは**「光の色を変えること」**でした。


第1章:体験談——「絵本を読むと目がギラギラしてくる」謎

我が家の定番、寝る前の絵本タイム

寝る前に絵本を1冊読むのが、我が家の定番ルーティンです。

子どもたちも楽しみにしてくれているし、一緒に過ごせる時間として私も好きな時間です。でも……なぜか絵本を読み終わったあと、子どもが逆に元気になる気がしていました。

「絵本の内容が楽しすぎるのかな」「刺激になってるのかな」と最初は思っていたのですが、どうも毎回そうなる。

暗くすると今度は絵本が読めない

「じゃあ部屋を暗くしよう」と思って試してみたのですが、今度は絵本の字が読みにくくて。子どもも「見えない」と言うし、かといって明るくすると目がさえてくるし……という、なんとも中途半端な状態が続いていました。

理学療法士として睡眠と光の関係を学んだことはあったのですが、正直「我が家でどう実践するか」は別の話で。知識はあっても、毎晩の寝かしつけの中で「どうすればいい?」と悩んでいました。

「手元だけ照らせばいい」という気づき

あるとき「絵本を読む手元だけ照らして、部屋全体は暗くすればいいのでは?」と思いついて、ナイトライトを探し始めました。

探しているうちに、照明の色(色温度)が変えられるタイプのナイトライトがあることを知りました。

「これだ!」と思いました。眠りに向けた「暖かい色の光」で絵本を読めば、部屋も暗くできるし、子どもの脳も興奮させずに済むかもしれない——。

使ってみた正直な感想

良かった点: 手元で操作できるので、子どもが寝たあとに起き上がらなくても消灯できます。これが地味にすごく便利で(笑)。明るさの色と強弱も変えられるので、絵本を読む時間は「読みやすい明るさ」に、読み終わったあとは「眠りに向けた暖かい色・暗め」に変えられるのが気に入っています。

気になった点: 正直、今のところ特に気になることはありません。強いて言えば、最初にどの色・明るさが一番いいかを試す時間が少し必要だったくらいです。

今の様子: 毎日使っています。暖かい色の照明にして絵本を読んでいると、読み終わる前に子どもたちがウトウトしてくることが増えました。……そして、私も一緒にウトウトしてしまうことがよくあります(笑)。大人にも同じように効いているようです。


第2章:なぜ「光の色」が子どもの眠りを左右するのか

子どもは大人の2.7倍、光の影響を受けやすい

少しだけ、体の仕組みのお話をさせてください。

人間の体には「メラトニン(眠りのホルモン)」というものがあります。夜になると分泌されて、体に「眠る時間だよ」と知らせる、眠りのスイッチのような役割をします。

このメラトニンは、青みの強い光(昼光色・白っぽい光)を浴びると分泌が抑えられてしまいます

そして重要なのが、子どもは大人に比べて、この影響を約2.7倍受けやすいということです。

九州大学・北海道大学等の共同研究では、6200K(昼光色・青白い光)のLED照明を浴びた際のメラトニン抑制率が、大人で**30.4%だったのに対し、子どもでは81.2%**に達したことが報告されています【要出典:「Melatonin suppression and sleepiness in children exposed to blue-enriched white LED lighting at night」九州大学・北海道大学等共同研究論文(2018年)】。

同じ照明の下にいても、子どもの「眠りのスイッチ」は大人よりはるかに強く、オフにされてしまっているんです。

子どもの目は「光をよく通す」構造になっている

もうひとつ、知っておくと納得できる豆知識をお伝えします。

10歳の子どもの水晶体(目のレンズ部分)は、45歳の大人と比べて約2倍、光を透過しやすい構造をしています。特に、青みの短い波長の光をダイレクトに通してしまいます。

「子どもの目は純粋」とよく言いますが、体の構造としても本当に光をそのまま受け取ってしまうんですね。

電球色と昼光色、眠気への影響はこんなに違う

同じ研究では、光の「色み(色温度)」が子どもの眠気にどう影響するかも調べられています【要出典:同上】。

  • 3000K(電球色・温かみのある光)を浴びた子ども → 就寝1時間後に眠気が上昇
  • 6200K(昼光色・青白い光)を浴びた子ども → 眠気が上昇しないまま(統計的に有意な差)

つまり、寝室の照明が「白っぽい・青っぽい光」のままだと、子どもの体は「まだ昼間だ」と認識して、眠気がなかなか上がってこない状態になっているのです。

「絵本を読むと元気になる」のは、絵本の内容のせいではなく、読んでいる間に浴びている光の色のせいだったかもしれません。


第3章:知っておくと便利「赤い光」という裏ワザ

体内時計は「赤い光」にほとんど反応しない

少し応用編のお話です。

夜泣き対応や夜間の授乳・おむつ替えのとき、部屋の電気をつけると一気に目が覚めてしまいますよね。

実は、赤い光は人間の体内時計(体の一日のリズム)にほとんど影響を与えないことが、睡眠科学の研究から示されています【要出典:「子の寝かしつけに『赤い電球』が効く科学的理由」東洋経済オンライン(2020年)※専門家の推奨として参考】。

これは、動物園の夜行性動物のコーナーで赤い照明が使われているのと同じ原理です。赤い光の中では「夜のまま」の状態を保てるため、夜行性の動物が活動できる——人間にも同じことが言えます。

夜泣き対応の際に赤みのある暖かい照明を使うと、子どもも親も体内時計を乱さずに再び眠りやすい状態を保てます。

理想の「明るさ」の基準は「満月の夜」

光の色だけでなく、**明るさ(照度)**も重要です。

寝室の理想的な明るさの目安は、0.2ルクス(lx)程度。感覚的には「物の形はわかるけど、表情までは見えない」くらいの暗さです【要出典:coucou-luna「夜泣き・寝ぐずり。真っ暗じゃなくてもOK!寝室の明るさ」(2024年)※参考値】。

「満月の夜の外」程度の明るさ、とイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

ひとつ注意してほしいのが、真っ暗にすれば良いわけではないという点です。

完全な暗闇は本能的な不安や緊張を生み、逆に眠りが浅くなってしまう子もいます。「ほんのり見える」くらいの暗さが、安心感と安眠のバランスが取れた状態です。


📋 今夜の寝室照明、チェックしてみましょう

以下の質問に「はい/いいえ」で答えてみてください。

照明の色について

  • [ ] 寝室や子ども部屋の照明が、白っぽい・青っぽい色(昼光色)になっている → はい/いいえ
  • [ ] 寝かしつけの時間も、日中と同じ照明をそのまま使っている → はい/いいえ
  • [ ] 絵本を読む時間、手元が明るくなるような照明設定にしていない → はい/いいえ

明るさについて

  • [ ] 寝室を暗くしようとすると、絵本が読みにくくなってしまう → はい/いいえ
  • [ ] 夜泣き・夜間対応のとき、部屋の電気をフルでつけてしまう → はい/いいえ

子どもの様子について

  • [ ] 部屋を暗くしても、なかなか眠気が出てこない様子がある → はい/いいえ
  • [ ] 絵本を読み終わったあと、むしろ元気になることがある → はい/いいえ

結果の見方:

  • 「はい」が0〜1個:寝室の照明環境はよく整っています
  • 「はい」が2〜3個:少し見直せるポイントがあります。1つだけ変えてみましょう
  • 「はい」が4個以上:照明の色と明るさを見直すことで、寝かしつけが楽になるかもしれません

「はい」が多くても、責めないでくださいね。知らなかっただけです。今日から少しずつ変えていけば大丈夫ですよ。


第5章:ナイトライトという選択肢——照明の種類を比べてみる

どんな照明を選べばいい?

天井照明の調光 スタンドライト ナイトライト
色の調整 機種による 機種による 色変更対応モデルあり
明るさの調整 機種による 可能なものが多い 細かく調整可能
手元操作 リモコン必要なことも 本体操作が多い ◎手元でOK
絵本を読む明るさ 全体が明るくなりやすい 範囲を絞れる 手元だけ照らせる
消灯のしやすさ 立ち上がる必要あり 手が届けばOK ◎寝たまま操作できる
コスト 照明器具の交換が必要 数千円〜 比較的リーズナブル

ナイトライトの特徴

  • 色温度(光の色み)と明るさを自由に調整できる(就寝に向けて段階的に変えられる)
  • 手元で操作できるので、子どもが寝たあと起き上がらずに消灯できる
  • 絵本を読む手元だけを照らせる(部屋全体を明るくしなくてよい)
  • 赤みのある暖かい色の設定ができるモデルもある(夜泣き対応にも使いやすい)

こんな方に向いています

  • 寝室の照明を変えるほどではないけれど、寝かしつけの環境を少し整えたい方
  • 絵本の読み聞かせをしながら、子どもをスムーズに眠りに誘いたい方
  • 夜間の授乳・夜泣き対応で、毎回部屋の電気をつけることに悩んでいる方

こんな方には向かないかも(正直に)

  • すでに寝室の照明を電球色・調光対応のものに変えている方(ナイトライトでなくても十分対応できているかもしれません)
  • お子さんが「光があると気になって眠れない」タイプの場合(真っ暗な環境の方が眠りやすい子もいます)


まとめ:今夜から変えられる、たったひとつのこと

今日お伝えしたことを整理します。

ポイント 内容
子どもへの光の影響 青みの強い光によるメラトニン抑制が大人の約2.7倍
電球色vs昼光色 電球色(3000K)→眠気が上昇。昼光色(6200K)→眠気が上がらない
赤い光の活用 夜泣き・夜間対応に赤みの光を使うと体内時計を乱しにくい
理想の明るさ 0.2ルクス程度(満月の夜)。真っ暗は逆効果のことも
今日からできること 寝かしつけ時の照明を「暖かい色・手元だけ」に変えてみる

「照明を変えるだけで?」と思うかもしれません。

でも、子どもの体は正直です。大人の2.7倍も光の影響を受けているとわかったとき、私は「毎晩の絵本タイムの照明を変えるだけで良かったんだ」と、少し気持ちが軽くなりました。

難しいことは何もありません。今夜、寝かしつけの照明をひとつ変えてみるだけでいい。

それが、子どもが「絵本の途中でウトウトしてくれる夜」への、一番小さくて確かな一歩だと思います。


【免責事項】本記事は一般的な健康・睡眠環境に関する情報提供を目的としており、医療診断・治療の代替となるものではありません。お子さんの睡眠について気になることがあれば、かかりつけの小児科にご相談ください。


【要出典まとめ】

  • 【要出典:「Melatonin suppression and sleepiness in children exposed to blue-enriched white LED lighting at night」九州大学・北海道大学等共同研究論文(2018年)※メラトニン抑制率81.2% vs 30.4%・眠気への影響】
  • 【要出典:「子の寝かしつけに『赤い電球』が効く科学的理由」東洋経済オンライン(2020年)※専門家の推奨として参考・2次情報】
  • 【要出典:coucou-luna「夜泣き・寝ぐずり。真っ暗じゃなくてもOK!寝室の明るさ」(2024年)※0.2ルクス基準・参考値・2次情報】

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